当院の感染対策のご紹介
当院では従来から「基本に忠実に!」「より効果のある良いものを取り入れる」をモットーに
「ご来院頂く患者さんの為」にも「働くスタッフの為」にも感染対策を強化してきましたので、ご紹介します。
感染症予防対策ルーティン
- スタッフは出勤前に体温測定を行い
体調管理を実施
- 待合室、診療室共に2時間ごと30分間
の換気を実施
- 玄関に手指消毒薬を設置
- 通常の滅菌業務の他に診療室内の
アルコール消毒を頻繁に実施
- エアロゾル感染を防止するため、
クリーニング等の処置は最小限に、
ブラッシング指導に重点をおきます
- 診療に携さわるスタッフは
ゴーグル、マスク、帽子を着用
- 日本矯正歯科学会、歯科医師会から
の指導に速やかに対応しています
使用器具の滅菌
使用する全ての治療器具の滅菌消毒は用途に応じて前処理をした後に「熱処理に強いもの」「熱処理に弱いもの」に分類し治療器具を2種類の滅菌装置で滅菌処理をベテラン専任スタッフが行っています。
滅菌するための「必要な時間」と「一度に行う器具の量」は厳格な基準があります。
いくら必要でも急がせて時短したり、一度に基準以上に大量の器具を滅菌処理をすると、せっかく良いシステムを導入しても滅菌が不十分になり意味がありません。
お陰様で毎日たくさんの患者様に、ご来院頂いておりますが治療を行うために使用する器具は毎日大量に必要になります。
そこで、一度に滅菌処理する能力を2倍にして対応する事にしました。
基本に忠実に徹底して滅菌処理を行うために、必要な滅菌装置と考え複数台を導入しております。
プラズマ滅菌システムと
オートクレープを各2台導入
①『熱処理に弱い器具』には
RENO低温プラズマ滅菌システムを
10年前から業界に先駆けて導入!
低温プラズマ滅菌システムとは使用済みの治療器具を機器内部に収納後、高真空状態の機器内部に気化した過酸化水素ガスが注入されます。
さらに高周波を与えることでプラズマ化、フリーラジカルにより微生物をDNAレベルまで不活性化する滅菌法です。
昨今、熱処理に弱い治療器具も多く、滅菌処理が不十分になる可能性があると判断し高コストにはなりますが効果の高いシステムをいち早く使用することで、患者さんには、より安心できる治療をご提供できる様にしております。
毎日2台フル稼働のRENOプラズマ滅菌システム
毎日2台フル稼働のオートクレープ滅菌装置
②「熱処理に強い器具」には
オートクレープ2台で滅菌処理を徹底!
お馴染みのオートクレープ滅菌機ですが、内部を
高圧力・高熱処理に強い治療器具の滅菌に使用します。
主に121℃以上の高温・高圧状態を作り出し使用済み器具類を滅菌処理します。
使用する全ての水
歯科ユニットウォーターライン
除菌装置『ポセイドン』の導入
当院で安心して治療を進めていただくために、当院がこだわっていることの1つに、使用している歯科ユニットウォーターライン除菌装置『ポセイドン』を通して作り出す使用している水についてご紹介します。
1990年代より、歯科ユニットの給水管内に形成される『バイオフィルムによる汚染』が注目されるようになりました。
バイオフィルムによる汚染がなぜ歯科ユニットの給水管内で起こるのか、考えられる原因としましては 夜間、歯科ユニットの給水系チューブ内の遊離残留塩素が減少してしまうため、水道水が本来有している塩素がなくなり そのため、細菌が急激に増殖してバイオフィルムを形成すると考えられております。
日本では、ようやく平成19年に水道水質基準について、水質管理目標設定項目の見直しがあり、水質管理目標設定項目に 従属栄養細菌が追加されることとなりましたが、その目標値は、「1mlの検水で形成される集落数が2,000以下(暫定)」となってます。
現状では多くの歯科ユニットにおいて、水質管理目標設定項目の目標値を大幅に上回る従属栄養細菌が検出されています。
こういった現状に対し、遊離残留塩素濃度を補正し歯科ユニットの給水管内の衛生環境をサポートしています。
※ポセイドンご紹介動画はコチラからご覧下さい。
院内の空気清浄
①世界最強レベルの
高性能空気清浄機器を設置
AirdogX8 Proはウィルス・細菌・バクテリアなどの感染防止PM2.5やホルムアルデヒドなどの除去に有効とされています
- シリコンバレーで開発された
米国特許独自技術 - TPAフィルターを搭載した空気清浄機
電磁場をつくり有害物質を
プラスイオンにして磁石のように
フィルターに汚れを吸着させることで
ウイルスの6分の1より細かい0.0146μmの微細粒子の
99.8%の除去を可能
※全国6,000カ所以上の医療機関や教育施設をはじめ宮内庁、宇宙関連事業施設などにも導入
②感染ウィルスに効果の高い
「セラ水(次亜塩素酸水)」
のエア噴霧を実施
待合室・カウンセリングルームなど密集する可能性の高い場所やリネン室・スタッフルームなど患者様や従業員が頻繁に出入りする場所すべてに設置・継続して行っております。
患者さんへのお願い
ご本人および付き添いの方へ
-
- 受診日には、ご自宅での体温測定を
お願いします
- 来院時、手洗いをしていただきます
- 待合室では可能な限りマスクの着用
をお願いします
- 診療室への入室および退室時に
患者さんおよび付き添いの方には
手指消毒を行なっていただきます
- 換気を行なっていますので、
寒い場合にはコート類を
ご持参ください
- 待合室の混雑を避けるため、
付き添いは、なるべく一人で
お願いします
- 歯ブラシを必ず持参ください
- 受診日には、ご自宅での体温測定を
また、以下に該当する患者さんは、ご予約の変更をお願いします。
- ・風邪の症状や37.5度以上の発熱のある方
- ・味覚異常ならびに臭覚異常の症状がある方
- ・各種感染症の不安があるなどの場合は
- 無理せず、ご相談、予約変更のご連絡
- をお願いします
患者さんには、大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。